b）各ビットは、パラメータIDで始まるオクテット単位で伝送されるものとする。各オクテット内は、（表に示す）右側のビットが最初に伝送されるものとする。

注1：表は、フィールド名称、ビット符号及び簡単な説明を定義する3つの主要なコラムに分けられている。

注2：以下の項で定義されるパラメータの使用要件は、3.4.4項で定義されている。

3.4.2.1 符号化

XIDの情報フィールドは、ISO8885に基づき符号化されるものとし、3.4.2.2項から3.4.2.7項で記載されるパラメータを含めることができる。

3.4.2.2 パブリック・パラメータ

ISO8885で定義されるようなプライベート・パラメータ・データリンク層サブフイールドに加えて、XIDパラメータは、ISO8885で定義に従って符号化されるものとする。フォーマット識別子（82H）は、ISO8885で識別されたパブリック・パラメータ・リストを識別するために使用されるものとする（ISO4335.2,Annex C）。VDLは、共通のHDLCパラメータを折衝するために、80Hのパブリック・パラメータ・グループIDを使用するものとする。パブリック・パラメータ・セットIDは、他のパブリック・パラメータが含まれてる場合に、XIDフレームに含まれるものとする。他のパブリック・パラメータが含まれない場合には、パブリック・パラメータ・セットIDはXIDフレームに含まれないものとする。

注.ISO8885は、受偉及び送信（ここでは、各々アップリンク及びダウンリンクと呼ばれる。）としてのいくつかのパラメータを定義している。

3.4.2.2.1 HDLCパブリック・パラメータ・セット識別子

HDLCパラメータ・セットは、表3−6のとおり符号化される’’8885：1993’’というISOIA5のキャラクタ・ストリングによって識別されるものとする。このパラメータは、何らかのパブリック・パラメータが送信される場合に含まれるものとする。これは、ISO8885のとおり最初に送信されるパブリック・パラメータである。

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